会社の部署で行われる忘年会や歓送迎会。
若手社員が幹事を任され、お店の手配から乾杯の音頭までそつなくこなし、「よし、あとはお会計だけだ」と安心した矢先、幹事にとって最も恐ろしい「想定外のバグ」が発生することがあります。
それが、宴会も終盤に差し掛かった頃の、「部長が『俺、多めに出しとくから』と1万円札をテーブルに置いて、先に帰ってしまう瞬間」です。
部下をパニックに陥れる「気前の良い上司の1万円」
「部長、ありがとうございます!ごちそうさまです!」とその場は大いに盛り上がります。
しかし、上司が上機嫌で暖簾をくぐった後、残された若手幹事の頭の中では、恐ろしいスピードで計算のパニックが連鎖し始めます。
「ええと、本日の総額が42,500円。部長から1万円もらったから、残りの請求は32,500円。
これを残りの7人で割るんだけど……でも待てよ、残ったメンバーには『課長』と『先輩』と『自分』と『新人』がいる。
課長からは少し多めに6,000円もらうとして、新人のA君には最初『3,000円でいいよ』って言っちゃったから、残額を自分たちで割ると……うわっ、1人あたり5,123円とかいうハンパな数字になった!お釣り足りない!!」
レジ前でスマホの電卓を必死に叩き、冷や汗を流しながらフリーズしている幹事。
それを見て、残された先輩たちは「あいつ、手際が悪いな」と容赦なく冷ややかな視線を送ります。気前の良い上司の1万円が、かえって幹事の評価をどん底に落とす最悪のトラップとなるのです。
「固定額の減算」と「傾斜配分」を同時にこなす神システム
上司からの寸志(協賛金)と、役職ごとの傾斜配分が入り交じる社内飲み会において、現金と頭の中の暗算だけで対応するのは不可能です。
エクセルより早く、電卓より正確な計算結果を10秒で叩き出し、先輩たちを唸らせるためには、事前の準備が必要です。
デキる幹事は皆、無料の精算ツール「FAMI-KANふぁみかん ファミカン」のイベントルームを飲み会の開始直後に作ってスマホの裏画面で待機させています。
ステップ1:部長の「1万円」をマイナス入力する
部長が1万円を置いて帰った瞬間、FAMI-KANのメンバー設定を開き、部長の項目に『固定額減額設定(-10,000円)』を入力します。「部長はすでに1万円払ってくれた」という事実をシステムに認識させる極めて重要な操作です。
ステップ2:残りのメンバーに「比率」をつける
次に、残りのメンバーについて、課長の負担比率(重み)を『1.5』、一般社員を『1.0』、新入社員を『0.5』に設定します。
ステップ3:レジで総額を入力し「計算」を押すだけ
最後にお店のレジで確定したお会計(42,500円)を入力し、計算ボタンを押します。
たったこれだけで、システムが「部長の1万を引いた残額を、課長や新人の設定比率に応じて100円単位(端数自動切り上げ)で完璧に割り振った結果」を瞬時に叩き出します。
幹事はレジ前で一切焦ることなく、生成されたURLをLINEに貼り「部長から1万円いただきましたので、残りはアプリの通りになります!PayPayで送金お願いします!」と高らかに宣言するだけです。この「圧倒的な手際の良さ」を見せつけることこそが、若手ビジネスマンとしての株を劇的に上げる最大のアピールとなるのです。