気の合う友人とのルームシェア。
多くの人が入居時に「めんどくさいし、家賃も水光熱費も全部半分ずつ(均等割り)で払えばいいよね!」と、どんぶり勘定のルールで生活をスタートさせます。
しかし、この『思考停止の完全均等割り』こそが、後々になって共同生活を破綻させる最悪の火種となります。
生活実態のズレがもたらす「搾取されている」という本音
たとえ家賃を半分払っていても、2つの個室が完全に同じ広さ・同じ条件であることはほぼありません。
「私の部屋は5帖で北向きだけど、あの子の部屋は8帖でベランダ付き。それで家賃負担が同じなのは、冷静に考えて私が損をしているのでは?」という不満は、数ヶ月もすれば必ず顕在化します。
さらに深刻なのが「光熱費(電気代・ガス代)」の不公平感です。
例えば、あなたは毎日会社に出社し、週末も外出が多いタイプ。一方、同居人は「フルリモートワーク&超インドア」で一日中家に居て、夏場はエアコンを24時間稼働させているとします。
月末に届いた「1万5千円の電気代」を、当たり前のように「折半で7500円ずつよろしく〜」と請求された時、あなたは確実に「あいつのエアコン代をなぜ私が援助しなければならないのか」という激しいヘイト(憎悪)を感じるはずです。
「傾斜配分(重みづけ)」で論理的な公平性を担保する
共同生活においてお金の不満を溜めない絶対条件は、「生活実態(部屋の広さや在宅時間)に応じた『傾斜配分』を初期のルールとして合意しておくこと」です。
- 家賃: 部屋の占有面積(平米数)の比率で割る。(おおよそ「6:4」や「5.5:4.5」など)
- 光熱費: 在宅時間やリモートワークの有無を考慮し、多く消費している側の負担比率を上げる。(例:相手が1.2、自分が0.8)
FAMI-KANにその「比率」を覚えさせ、毎月自動計算する
とはいえ、毎月届く請求書の額面に対して「えっと、今月の電気代が14580円だから、1.2対0.8で割ると…」と電卓を叩いて計算するのは苦痛以外の何物でもありません。
ここで無料の精算アプリ「FAMI-KANふぁみかん ファミカン」を導入します。
FAMI-KANのイベントに、シェアハウスの同居人をグループ登録し、あらかじめ「A子:比率1.2」「B子:比率0.8」という重み付け(設定)を固定しておきます。
あとは、月末に誰かが電気代の総額(レシートの額)をポチッと入力し、「計算」を押すだけ。
瞬時に「A子は8748円、B子は5832円」と、事前に合意したフェアな傾斜ルールに基づく完璧な請求額が1円単位で弾き出されます。
「半分ずつ」という曖昧な優しさは、同居生活では最悪の悪手です。しっかりとシステムに数字の差を持たせ、末長く平和なシェアライフを手に入れましょう。