海外旅行をする上で、手持ちのクレジットカードで支払うと2%前後の隠れた為替手数料(海外事務手数料)が取られてしまうため、損をしてしまいます。
そこで現在、海外旅行者の間で必須アイテムとなっているのが「Revolut(レボリュート)」と「Wise(ワイズ)」という2大ストッパー(多通貨カード・アプリ)です。
しかし、「どっちを作ればいいの?」「どう使い分けるべき?」と悩む人も多いはず。今回はこの2つを徹底比較し、割り勘ツールを使った割り勘での最強の組み合わせをご紹介します。
結論:状況によって「最強」が変わる
時間がない方のために結論から言うと、以下のようになります。
- Revolutがおすすめな人: 欧米など「カード社会」に行く人、手軽にクレカからチャージしたい人。
- Wiseがおすすめな人: 台湾や東南アジアなど「現金社会」に行く人、絶対に透明なレートで取引したい人。
- 一番おすすめ: 両方作って使い分ける!(発行・維持費は無料です)
1. 為替レート・手数料の比較
一番気になる「お得さ」の比較です。
Revolut
- メリット: 平日の市場営業時間内なら、為替手数料が基本無料(スタンダードプランは月75万円まで)!これは圧倒的です。
- デメリット: 週末(日本時間の土曜朝〜月曜朝)は1%のマークアップ(手数料)が追加されます。休日のショッピングは要注意です。
Wise
- メリット: 常にミッドマーケットレート(実際の為替レート)が適用され、そこに少額の固定的な手数料(通貨により0.6%前後)のみが乗る極めて「透明」な仕組みです。週末にレートが割増されることもありません。
- デメリット: 完全無料になることはなく、必ず少額の手数料がかかります。
▶︎ 勝者:平日ならRevolut、週末ならWise
2. チャージ方法の比較
Revolut
- メリット: Apple PayやGoogle Pay、手持ちのクレジットカード・デビットカードから即座にチャージ可能(一部のカードはチャージ手数料がかかる場合があります)。アプリ上で「あ、足りない」と思ったら数秒でチャージ完了です。
- デメリット: クレカチャージした残高は「出金(ATM引き出し)」や「送金」には使えず、ショッピング専用枠となります。
Wise
- メリット: 銀行振込でチャージするため、チャージした残高は全額がATMで現金として引き出せます。
- デメリット: 日本のユーザーは、クレジットカード決済からのチャージができません。そのため「旅行先でとっさに残高を追加したい」という時の機動力が少し弱いです(銀行振込をする必要があります)。
▶︎ 勝者:機動力のRevolut、何にでも使える現金化のWise
3. ATM 現金引き出しの比較
旅行先でどうしても現金が必要になった場合の比較です。
Revolut
月に25,000円まで、ATM引き出し手数料が無料です(2%は以降発生)。ただし、「クレカ等でチャージした残高は引き出せない」という大きな罠があるため、銀行振込でチャージしておく必要があります。
Wise
月に2回まで、合計30,000円相当までATM引き出しが無料です。Wiseにチャージされている残高はすべて引き出し可能なため、非常にシンプルです。
▶︎ 勝者:分かりやすさと上限額でWiseの圧勝
割り勘ツールを使った「最強のグループ割り勘」術
以上の特徴を踏まえた、グループ旅行(幹事)の最強の運用フローはこれです。
- 出発前: メンバー全員から「共有の旅行予算(例:5万円)」を幹事の口座に集めます。
- Revolutをメイン財布に: 幹事は集めたお金をRevolutにチャージし、基本の買い物や食事はすべてRevolutでカードタッチ決済します。
- Wiseを現金引き出し枠に: 現地で現金が必要になる国なら、あわせてWiseにも数万円チャージしておき、現地のATMで現金を引き出して「現金共通財布」にします。
- 割り勘ツールに記録: アプリの通知で日本円の引き落とし額が出たら、即座に割り勘ツールに入力します。
こうすることで、現地の為替手数料を極限までゼロに近づけつつ、誰か一人が損をする割り勘トラブルを完全に防ぐことができます。
まとめ
キャッシュレス決済メインの機動力を求めるならRevolut。現金の引き出しや透明な手数料を求めるならWise。両方のアプリをスマホに入れておき、状況によって使い分けるのが今の海外旅行で「最も賢いお金の使い方」です。