「100兆ジンバブエドル紙幣」で世界的に有名になったジンバブエドル。ネットで「ジンバブエドル 円」と検索する人は今でも多いですが、あの通貨は今どうなっているのでしょうか? そしてマイナー通貨の国へ旅行するとき、グループの割り勘をどうすればいいのか。トリビアと実用テクニックを併せてお届けします。
ジンバブエドルの歴史と現在
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 2008年 | ハイパーインフレ。月間インフレ率が7.96×10^10%(796億%)に到達 |
| 2009年 | 自国通貨の使用を事実上停止。米ドル・南アランドが流通 |
| 2015年 | 旧ジンバブエドルを正式に廃止(35千兆ドル=1米ドルで交換) |
| 2024年 | 金本位制の新通貨「ZiG(ジンバブエ・ゴールド)」を導入 |
あの紙幣は今ではお土産品として高値で取引されています。100兆ドル紙幣は数千円〜数万円で売れることも。
世界のオモシロ通貨事情
- ベトナムドン — 10万ドン紙幣が約600円。数字が大きすぎて混乱する
- インドネシアルピア — 100,000ルピアで約950円。100万単位の金額が日常的
- イランリアル — 1ドル=約42万リアル。ゼロが多すぎて現地では「トマン(1/10)」で会話する
- ハンガリーフォリント — 1,000フォリントで約400円。欧州なのにゼロが多い
マイナー通貨圏の旅行で割り勘が難しい理由
- レートの変動が大きい — 日によって数%変わることもあり、「いつのレートで計算するか」で金額が変わる
- 両替手数料の差 — 空港・ホテル・街中の両替所でレートが大きく異なる
- カード払いと現金払いの混在 — カードの引き落とし額と現地通貨の支払額が一致しない
- 桁が大きすぎて計算ミスしやすい — 「50万ドン」を「5万ドン」と勘違い
マイナー通貨圏でのスマートな精算テクニック
- 支払い直後に日本円換算して記録 — FAMI-KANふぁみかん ファミカンに日本円で金額を入力し、メモ欄に現地通貨の金額を残す(例:「タクシー 約800円(50万ドン)」)
- レートや手数料を考慮した「グループ内の共通レート」を決める — 為替は日や換金所によって変動し、両替手数料もかかります。毎回正確なレートで計算するのは困難なため、「1万ドン=大体65円で計算する」といった、少し余裕を持たせた共通レートを事前に合意しておくのがトラブルを防ぐコツです。
- カード払いは帰国後に修正 — 現地では概算で入力し、カード明細が届いたら正確な円換算額に修正
- 手数料は「旅行の経費」として均等割り — 両替手数料の差は個人ごとに細かく計算せず、全体の費用として均等割りすると揉めない
まとめ
ジンバブエドルの歴史は「お金の価値は信用で成り立っている」という教訓。そしてマイナー通貨圏の旅行では、日本円に換算してすぐ記録するのが精算を楽にする鍵です。FAMI-KANのメモ機能で現地通貨の金額も残しておけば、帰国後に「あれいくらだっけ?」と悩むこともなくなります。