ヨーロッパの格式あるレストランや、アメリカの人気ステーキハウスなど、友人グループで海外での素晴らしい食事を満喫した後、最後に必ずやってくる「お会計(Bill / Check)」の時間。
実はここで多くの日本人旅行者が、現地のウェイターに呆れられ、「マナーを知らない迷惑な観光客(Annoying tourists)」というレッテルを貼られる最悪の行動をとってしまっています。
「Split the bill(現地のレジでの個別会計)」はお店の迷惑
例えば、ディナーの最終的な会計がトータル「150ユーロ(約24,000円)」だったとします。
日本国内の居酒屋やファミレスの感覚で、テーブル上で以下のようなやり取りをして、トラブルになるケースが後を絶ちません。
- Aさん: 「私、昨日両替した現金を早く使い切りたいから、自分の分の30ユーロだけ現金で出していい?」
- Bさん: 「私はマイルを貯めたいから、自分の分の60ユーロはVISAカードで切ってほしいな」
- Cさん: 「じゃあ残りの60ユーロは私のMasterカードで払うね」
これを現地の忙しいウェイターに向けて、片言の英語で「30 Cash, 60 This Card, and 60 That Card!」と指示すると、相手は確実におでこに手を当てて深くため息をつき、露骨に嫌な顔をします。
海外のレストランでは、基本的に「1つのテーブル(Party)=1つの支払い(Single payment)」が最もスマートな大人のマナーとされています。
特にディナーのピークタイムに、1つの伝票をわざわざ現金と複数枚のクレジットカードに分割して決済させる処理は、レジのシステム上非常に手間がかかる上、チップの計算も狂うため、店側から強烈に嫌がられる行為なのです。
「代表者1人が全額カードで支払う」。計算は店外で行う
海外のスマートなテーブルマナーを守りつつ、帰国後に完璧に公平な精算を行うための絶対ルールはただ一つ。
「レジの前に立つ代表者(幹事)1名が、自分のクレジットカード1枚(またはスマホのタッチ決済)で、150ユーロ・チップ込みの全額を一括で潔く支払うこと」です。
「Grazie!(ありがとう)」と気持ちよくスマートに店を出た後、複雑なお金の精算は無料のシステム「FAMI-KANふぁみかん ファミカン」というクッションに全て任せます。
FAMI-KANという「精算のバッファ(緩衝材)」を間に挟む
店を出て夜の街を歩きながら、全額カード決済をしてくれた代表者(幹事)が自分のスマホでFAMI-KANを開きます。
そして「イタリアンディナー:150ユーロ」とだけメモ欄に残しておきます。(※金額は数日後に帰国してから、クレジットカード会社の『確定した日本円の請求額』が届いてから入力するため、この現地の時点では空欄や適当な数字でOKです)。
このルールを採用すると「現金を使い切りたかったAさん」の要望はその場では叶いませんが、Aさんは無事に帰国した後、自分の日本の銀行口座からPayPayや銀行振込で幹事へ「日本円」で送金すれば済むだけの話です。
FAMI-KANという「後日、誰も焦らず日本円で完璧に精算できるデジタル上のバッファ(緩衝材)」が存在することで、日本人が海外のレジ前で慌ただしく小銭やカードを集めて計算するという恥ずかしい行為を完全に無くすことができます。
海外旅行を心から楽しむなら、まずはその支払いのスタイルから、現地のプロの客としてスマートにアップグレードしてください。