職場の送別会や歓迎会において、幹事に任命された若手が必ず直面する難題。それは「上司と若手の『金額の差(傾斜配分)』をどう設定するか」です。
ネットで「送別会 傾斜配分 相場」と検索すると、「部長クラスは1万円、課長クラスは7000円〜8000円、若手は4000円が相場です」といったアドバイスが並んでいます。
しかし、これに従って社内に「本日の会費は、部長1万円、若手4000円でお願いします!」と定額(固定の金額)で事前アナウンスすることは、幹事を待つ最悪の破滅フラグです。
「定額制のアナウンス」が幹事を自腹に追い込むメカニズム
なぜ、金額をあらかじめ固定してはいけないのでしょうか。
それは、「飲み会(宴会)は、事前の生々しい予算通りには100%着地しないから」です。
当日、急な仕事で若手が1人ドタキャンしたとします。
あるいは、「主役への花束代(5000円)が予算に入ってなかった!」「誰かが勢いで高いワインのボトルを空けた!」というイレギュラーが発生し、お店からの実際の請求額が予定より1万5000円足らなくなりました。
この時、皆の前で「部長1万円、若手4千円」と宣言して事前集金までしてしまっている幹事は、どうなるか。
「すいません、ちょっと足りなかったので、部長あと2000円、若手の皆さんあと500円ずつ追加で徴収させてください!」とは死んでも言えません。
結果として、幹事であるあなたが「自分の確認不足だった…」と涙を飲んで不足額を自腹で補填(サイレント借金)することになります。
絶対ルール:「金額」ではなく「倍率(比率)」で枠組みを作れ
賢い幹事は、事前の金額を約束しません。心の中で(あるいは幹事団の中で)「払う割合(倍率)」だけを決めておきます。
- 新入社員・若手を「基準(1.0)」とする
- 中間管理職(主任・係長クラス)は、若手の「1.5倍」負担する
- 上位役職(部長・課長クラス)は、若手の「2.0倍」負担する
- 主役(送られる人・歓迎される人)は「無料(0倍)」
この「1 : 1.5 : 2」という黄金の倍率ルール(計算式)だけを用意しておきます。
FAMI-KANを使って、レジ前で最終金額を確定させる
そして当日、お店からの「実際の最終的な領収書の額面(花束代や追加の酒代、ドタキャンの損失を全て含んだ純粋な負債総額)」が出た瞬間に、無料の精算アプリ「FAMI-KANふぁみかん ファミカン」を立ち上げます。
FAMI-KANの参加者リストに、あらかじめセットしておいた「比率」を適用し、総額を流し込みます。
するとシステムは0.1秒で、
「いろいろありましたが、結局、若手は4256円、中間層は6384円、部長は8512円払えば、全体でピッタリ1円の狂いもなく相殺されます」
という最終解を導き出します。
幹事はこの無機質な請求URLを社内グループに貼り付け、「本日の最終精算です!ご自身の額を確認して送金お願いします!」と伝えるだけです。
「お金が足りないから後出しで追加徴収する」という幹事の恥も、上司のメンツを潰すことも一切ありません。ブレない『比率のシステム』をFAMI-KANに構築し、1円の自腹も許さない完璧な防具として使いこなしてください。