「現金両替」と「クレジットカード払い」が混在する海外旅行。為替レートの違いによる不公平をなくす、大人の精算ルール
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「現金両替」と「クレジットカード払い」が混在する海外旅行。為替レートの違いによる不公平をなくす、大人の精算ルール

台湾や韓国、タイなど「現金が必須だけどクレカも使える国」へのグループ旅行。空港で損なレートで現金を両替してきた人と、得なレートのクレジットカードで払った人。これを帰国後に「じゃあ間をとって今日の1ドル=150円という一律レートで割り勘にしよう!」とすると、現金を用意してくれた律儀な幹事が大きな損を被ります。

目次

  • 「一律のGoogle検索レート」で割ると、現金派が必ず損をする
  • 外貨での計算を捨て、「実際に財布から出た【日本円】」を入力する
  • ステップ1:現金派は「自分が両替した時のレート」で計算して入力
  • ステップ2:クレカ派は「明細の確定額」を確認してから入力

タイやベトナムなどの東南アジア、あるいは台湾、韓国など。夜市やローカルな屋台、交通機関では「現金(現地通貨の紙幣や硬貨)」が依然として必要不可欠でありながら、大型デパートやオシャレなカフェ・レストランでは当然のように「クレジットカード」が使える国へのグループ旅行。
このような旅行先における割り勘精算では、「立て替えて支払う人によって、適用されている為替レートが全く違う」という非常にデリケートで複雑な金銭問題が発生します。

「一律のGoogle検索レート」で割ると、現金派が必ず損をする

例えば、タイ・バンコク旅行へ行った3人組を想像してください。
旅行中、以下の2つの立替が発生しました。

  • Aさん(現金派): みんなのために、日本の空港のレートが悪い両替所で「1バーツ=4.8円」という手数料の高いレートで、あらかじめ現金をたくさん両替してきた。夜の屋台での食事代1,000バーツをその現金で支払った。
  • Bさん(クレカ派): 高級レストランでの食事代1,000バーツを自分のクレジットカードで支払った。カードの海外手数料込みで「1バーツ=4.3円」という比較的良いレートで処理された。

帰国後、幹事のCさんが「いまスマホでGoogle検索したら、今日の相場は1バーツ=4.5円だね!じゃあ旅行中の出費は全部4.5円のレートで統一して、綺麗に割り勘しよう!」と提案したとします。
この瞬間、現金を出してくれたAさんは自分だけが一方的な大損をすることになります。

なぜなら、Aさんは実際には自分の財布から「4,800円」の身銭を切って1,000バーツの現金を用意し、みんなの屋台代を払ったのに、精算上は「4,500円しか払っていない」ことにされてしまい、差額の300円を自己負担させられるからです。
こうした「一律レート」の無理な適用は、旅行がスムーズに進むように早めに現金を準備してくれた律儀なメンバーに、隠れた赤字を押し付け、不信感を生み出します。

外貨での計算を捨て、「実際に財布から出た【日本円】」を入力する

不利なレートの現金と、有利なレートのクレジットカードが入り乱れる海外旅行において、誰も1円も損をしない唯一の絶対ルールが存在します。
それは「バーツやウォンといった『現地通貨ベースでの計算』を一切やめ、各自が身銭を切って負担した『実際の日本円の額』を割り勘アプリに入力する」という極めて現実的な手法です。

無料の精算ツール「FAMI-KANふぁみかん ファミカンを使った具体的なオペレーションは以下の通りです。

ステップ1:現金派は「自分が両替した時のレート」で計算して入力

屋台で1,000バーツを払ったAさんは、自分が空港で両替した時のレシートから「1バーツ=4.8円で替えた」という事実に基づき、「1,000バーツ=4,800円」として、日本円の入力枠にそのまま入力します。(※外貨入力機能は使いません)

ステップ2:クレカ派は「明細の確定額」を確認してから入力

クレジットカードを切ったBさんは、帰国後にカード会社のWeb明細を見て、上乗せされた海外利用手数料も全て含んだ最終的な請求額(例:4,300円)をFAMI-KANの金額枠に入力します。

このように、各自が「自分の銀行口座や財布から、実質的にいくらの日本円が消えたのか(真の負担額)」をベースに数字を入力し、最後にFAMI-KANで相殺精算(精算結果を見る)を行うことで、為替レートの違いによる理不尽な損得を完全にゼロのフラットな状態にすることができます。
海外旅行の精算は、変動する「外貨の額面」に惑わされることなく、リアルな「日本円の確定額」で行うのが、争いを生まない大人のマナーです。