「割り勘や精算のアプリ」と聞くと、大人数で行く居酒屋の飲み会や、半年に一度の泊りがけのグループ旅行の幹事が使う専門ツール、というイメージがあるかもしれません。
しかし、最も高頻度で「立て替えた・立て替えていない」のお金のもつれが発生し、かつテクノロジーの導入によって劇的に生活の質(QOL)と夫婦仲が向上する領域は、実は「夫婦(パートナー)間の、日常的な家計の精算」なのです。
夫婦間の「チリツモ立替」が、月末にストレスの限界を突破する
共働きで、生活費や日用品を個人のクレジットカードやPayPayで「とりあえず気付いた方が」立て替えている夫婦には、必ず月末に地獄の計算作業が待っています。
- 妻:「週末にスギ薬局で買ったトイレットペーパーと洗剤、2,800円だったよ」
- 夫:「帰り道にスーパーで買った数日分の食材、俺のカードで6,500円切っておいた」
- 妻:「あ、そういえば子供の習い事の月謝8,000円と、浄水器のカートリッジ4,000円、今月は手続きの関係で私の口座に入れといたんだった」
こうした週に何度も発生し、積み重なっていく「名もなき立替」。
これをお互いにLINEで都度メモしたり、冷蔵庫に磁石でレシートを何十枚も貼ったり、毎週末に重い腰を上げて「家計共有エクセル」のセルにわざわざ手入力したりするのは、令和のビジネスパーソンにとって想像を絶する手間と時間の無駄です。
結果的に計算が面倒になり、「もういいや、細かすぎるから今回は私が多く払っておくよ」と妥協し続けることで、数ヶ月後には「なんで毎回いつも、私ばっかり家計の負担が大きいの!?」という、深刻な不満を伴う夫婦喧嘩に発展するのです。
「FAMI-KAN」をクラウド上の『夫婦の共有立替帳簿』にする
この夫婦間の細々とした清算ストレスと不公平感を文字通り「ゼロ」にするのが、無料の精算ツール「FAMI-KANふぁみかん ファミカン」を家計の立替帳簿として日常的に使い倒す方法です。
ステップ1:「今月の家計(夫婦用)」ルームを作成する
毎月1日、FAMI-KANで「11月分 家計精算」というイベントを作ります。参加メンバーに「夫」「妻」を登録するだけです。(アカウントの作成やログインは一切不要なので、妻が自分のスマホの中だけでブラウザのブックマークとして作ればOKです)
ステップ2:買い物をした直後、「数秒」でただ入力する
スーパーのレジを通過した後、買った荷物をエコバッグに詰めながら、あるいは帰り道を歩きながら、スマホのFAMI-KANを開き「11/5 食材 6,500円(夫立替)」とだけ入力して保存します。レシートをもらって大事に保管し、家でパソコンのエクセルを開く必要もなく、その場で終わります。これを数日おきに1ヶ月繰り返します。
ステップ3:月末「相殺ボタン」を押して、送金1回で終了
月末の30日になったら、「精算結果を見る」ボタンを押します。
FAMI-KANのスーパーコンピューターが、1ヶ月分の数十件に及ぶ無数の「チリツモ立替」を全て合算・相殺し、「今月は夫が多めに6,000円立て替えている状態なので、家計のバランスを取るため、妻から夫へ『半額の3,000円』をPayPayで送金してください」という、見事なまでにシンプルなたった1回の資金移動ルートを導き出します。
妻はこの結果画面のURLを夫のLINEに送り、3,000円をスマホから送金して今月の家計精算は全て完了です。無駄なエクセル管理やレシートの山を捨て去り、喧嘩のない夫婦の平和な週末を取り戻してください。