忘年会のドタキャン3人分のコース料金 — 誰が負担する?ケース別ガイド
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忘年会のドタキャン3人分のコース料金 — 誰が負担する?ケース別ガイド

忘年会でドタキャンが発生したとき、キャンセル料は誰が払うのか。ケース別の負担ルールと、幹事が事前にやるべきリスク対策を解説。

目次

  • 忘年会最大の恐怖「ドタキャン3連発」で幹事が被る絶望的赤字
  • プロ幹事の絶対防衛線「マイナス人数予約」の鉄則
  • 予約は「-2名」。増えるのは歓迎され、減るのは許されない
  • 「悪者」にならずにキャンセル料を回収する2つの心理ハック
  • 【事前】幹事ではなく「お店のルール」を盾にする
  • 【事後】あえて「全体グループ」で個別請求し、同調圧力を利用する

会社の忘年会で最も幹事のメンタルを削るのが「体調不良」や「急な残業」によるドタキャンです。1人ならまだしも、3人連続で来なくなった時の絶望感は計り知れません。

忘年会最大の恐怖「ドタキャン3連発」で幹事が被る絶望的赤字

コース料理を予約していた場合、当日のキャンセル料は100%(全額負担)になるお店がほとんどです。例えば5,000円のコースで3人来なければ、その時点で「1万5千円のまるまる赤字」が確定してしまいます。

この1万5千円を参加した他のメンバーの割り勘にそっと乗せるのはフェアではなく、不満の元になります。
かといって、ドタキャンした同僚や上司に後から直接「キャンセル料だけ払って」とも言い出しにくいのが実情です。結局、人間関係の悪化を恐れた幹事自身が痛い自腹を切って泣き寝入りする悲劇が後を絶ちません。

プロ幹事の絶対防衛線「マイナス人数予約」の鉄則

優秀な幹事は「ドタキャンは確率的に必ず起きるもの」と最初から想定しています。自腹を切らない最大の防衛策は、店へのコース予約人数を確定人数から意図的に「マイナス2~3名」で申告しておくことです。

予約は「-2名」。増えるのは歓迎され、減るのは許されない

当日に全員揃った場合は、「すみません、2名増えちゃったんですけど追加できますか?」とお店に交渉します。仕入れ等の関係で同一コースが出せなくても、ほとんどの居酒屋は当日追加(追加席のみで料理はアラカルト対応等)なら喜んで受けてくれます。
逆に「当日に減る」のはお店側も食材のロスと純粋な赤字になるため、絶対に許されません。

そもそも「大人数の時はコース料理を避ける」「席だけ予約してアラカルト(単品注文)にする」など、人数変動リスクそのものを最初から持たない店選びも、幹事が自分たちの身(財布)を守るための鉄則となります。

「悪者」にならずにキャンセル料を回収する2つの心理ハック

どれだけ事前対策をしていても発生してしまう、防ぎきれなかったキャンセル料。これは本来「来なかった本人が払うべき」ですが、同僚や上司に向かって「お前のせいで発生したキャンセル料、ちゃんと払えよ」とは死んでも言えません。

忘年会は職場のイベントであり、たかだか数千円のために「ケチで器の小さい奴」というレッテルを貼られたり、今後の業務に気まずいギスギスした空気を持ち込むのは、幹事にとって絶対に避けたいリスクです。
そこで必要なのが、人間心理をついた回収テクニックです。

【事前】幹事ではなく「お店のルール」を盾にする

第1のハックは、事前に『お店のルール』という絶対的な盾を使っておくこと
忘年会の開催日や出欠締切を伝えるLINE(案内文)の中に、「※お店の規定により、当日のキャンセルはコース料金100%をご負担いただきます」と必ず書き添えます。幹事個人の要望ではなく「お店のシステムだからどうしようもない」という見せ方にすることで、幹事へのヘイトを逸らすことができます。

【事後】あえて「全体グループ」で個別請求し、同調圧力を利用する

第2のハックは、あえて参加者全員のいるグループLINEの中で個別に言及することです。
ドタキャンした人に個別LINEで「払って」と請求すると、1対1の気まずい論争になったり、既読無視されるリスクがあります。

そうではなく、忘年会終了後の精算(割り勘額の通知など)を行う際、全体のLINEの中に「※○○さんと△△さんのキャンセル料分も一旦こちらで立て替えてお店に払っておきました!」と爽やかに投下します。
自分のキャンセル料が「他の全員」に見られている同調圧力と、幹事が「立て替えてくれた(恩がある)」という状態を作り出し、これ以上幹事に迷惑をかけられないという心理を働かせます。
人間関係を一切壊さずに向こうから自主的に払わせるのが、スマートな大人の幹事の正解です。