友人たち数人で行く1泊2日の温泉旅行や、レンタカーを借りてのスノボ旅行。
宿泊費、ガソリン代、高速料金、昼食代、日帰り温泉の入浴料...。数十回発生する少額の支払いのたびに「あ、この分俺が払っとくから、後で500円ずつみんな頂戴!」とやっていると、誰が誰にいくら払ったか完全に分からなくなり計算不可能なカオスに陥ります。
これを防ぐため、昔から旅行の幹事に受け継がれてきた賢い防衛策が「共通財布(封筒)方式」です。
行きの車内で「とりあえず全員、この封筒に現金で2万円ずつ入れて!」と集金し、旅行中の共同の支払いはすべてその封筒の中の現金から出す。旅行が終わったら、余った現金を人数で割って返すという非常にシンプルなシステムです。
キャッシュレス時代に「現金の共通財布」は完全に破綻する
しかし、この完璧に思えた「共通財布」システムは、現在では致命的な欠陥を抱え、実質的に運用不可能になっています。原因は「旅行先の店舗が、PayPayやクレジットカード等のキャッシュレス決済前提の社会に変わったから」です。
- 事前決済されたホテル代(数万円)を、現金の封筒から引き出して幹事の口座(クレジット)に戻すのが面倒臭い。
- ETCカードで支払われる高速料金を、その場で現金封筒から抜くことができない。
- 「現金だとポイントが付かないから俺のカードで払わてくれよ」という人間が必ず現れる。
結果として、「共通財布の現金」と「個人のカードによる立て替え」が旅行中に混ざり合い、最後の精算の時に数千円の使途不明金が発生して誰かが自腹を切る(あるいは余剰金が生まれる)という大惨事に繋がります。
FAMI-KANを使った『デジタル共通財布』の構築
現代の旅行における最適解は、現金という物理的な共通財布を捨て、無料の計算アプリ「FAMI-KANふぁみかん ファミカン」のイベント機能を『クラウド上のデジタル共通財布』として運用することです。
旅行中:各自のキャッシュレス決済で「自由に立て替える」
行きの車の中で、幹事がFAMI-KANを立ち上げ、「冬の草津温泉旅行」というイベントページを作成します。
旅行中、支払いのタイミングが来たら、現金でもカードでもPayPayでも、その時一番払いやすい人が、自分個人の財布(カード)で惜しげもなく全額立替をして支払います。
支払った直後に、すかさずFAMI-KANのページに「Aが高速代2,400円立替」「Bが道の駅の昼食代5,600円立替」と、立て替えた事実(履歴)だけを入力(チャージ)しておきます。現金のやり取りは一切行いません。
旅行の最後:システムの「超相殺アルゴリズム」で一瞬で精算
旅行の帰りの車内や解散時に、FAMI-KANの「計算」ボタンを押します。
FAMI-KANのシステムが、旅行中に発生した数十回の「A・B・Cのバラバラの金額の立て替えデータ」をすべて合算・消化し、「Aさんはホテル代を大きく立て替えてくれたから、今回はお金をもらう側。Bさんはあんまり支払ってないから、AさんのPayPayに〇〇円送金して」という、借金と債権を1円の狂いもなく相殺し切った「究極の精算ルート」を一つだけ弾き出します。
旅行中はお金の細かいやり取りに一切脳を使わず、最後にFAMI-KANのシステム力で全員の借金をたった1回(数手)のPayPay送金で精算し切る。これこそが、キャッシュレス時代の最も美しくストレスフリーな旅行の姿です。