春が近づき、桜の開花宣言がニュースで流れると、会社の部署や仲間内で企画される「お花見」。
スーパーで買い出しをした大量のお酒やオードブル代は、レシートが物理的に残るので簡単に割り勘できます。
しかし、お花見の幹事やグループの代表者が直面し、時に人間関係を冷え込ませる最もデリケートな問題が「早朝から場所取りをしてくれた人の『見えない労力』に対する対価と還元」です。
「過酷な場所取り」を無視した均等割りは強烈な不満を生む
人気の公園で、幹が太く桜が美しく見える特等席を確保するには、誰かが朝6時からブルーシートを敷き、他の花見客に奪われないようロープで囲い、ひたすら寒さに耐えながら見張っていなければなりません。
そして昼の12時になり、ポカポカ陽気の中、お酒やおつまみを持った他のメンバーが「わー!最高の場所じゃん!朝早くからありがとう!」と笑顔で合流してきます。
最高のお花見が夕方に終わり、幹事が皆に向かって宣告します。
「じゃあ今日の買い出しのレシート全部合わせて18,000円だったから、12人で割って1人1,500円ずつPayPayで集めるね!」
この「全員均等割り」を提示された瞬間、朝から6時間も冷たい風に吹かれて場所を守ったA君は、口には出さなくても心の中でこう激怒します。
「はあ? 昼から手ぶらでお気楽に来た奴らも、朝6時から震えながらガードマンやってた俺も、参加費まったく同じなの? 俺の時給はゼロでタダ働きかよ」
言葉では「ありがとう」と言われ、ビールを1杯奢られたとしても、それとこれとは話が別です。この強烈な不公平感が、グループ内に大きなしこりを残すのです。
見えない「労力」を「参加費の割引」でシステム的に現金化する
A君の絶大な貢献(場所取りという精神的・肉体的苦痛)に対しては、言葉の労いだけでは不十分です。
大人のグループであれば、「今回参加した全員の財布から少しずつお金を集めて、A君の会費を無料(または大幅割引)にして恩に報いる」というシステム的で明確なリスペクトを適用すべきです。
しかし、「A君の分を引いた金額を、残りの11人で割って…」と、酔った頭で電卓を叩いて再計算するのは困難を極めます。
ここで、無料の精算ツール「FAMI-KANふぁみかん ファミカン」の出番です。
FAMI-KANの「比率ダウン」や「固定額減額」で瞬時に設定
幹事は買い出し班が立て替えた18,000円のレシートをFAMI-KANに入力する際、「メンバー設定画面」を開きます。
そして、場所取りをしてくれたA君に対する特別な措置として、負担比率を『0(完全無料)』または『0.5(半額)』にタップで設定します。
あるいは、「A君の多大な貢献に対し、サークル全体の経費から3,000円分キャッシュバックする」という意味合いで、A君の項目に『固定額減額設定(-3,000円)』を打ち込みます。
システムは一瞬で「A君の負担を減らした分(マイナス分)を、遅れて合流した残り11人のメンバーに自動で上乗せ・分散按分して計算」してくれます。
精算URLをLINEグループに貼り付ける際、「最高の場所を取ってくれたA君は今回会費無料(あるいはマイナス3000円引)の特別枠としてシステムで計算してるよ!異論はないね!」と一言添えれば、参加者全員が納得して送金してくれます。見えない労力を見える形の「システム割引」で評価してこそ、来年もまた気持ちよく場所取りを引き受けてくれるチームになるのです。