冬のスキー・スノーボード旅行。
電車(新幹線)派と、マイカーで行く派に分かれるレジャーですが、「誰かのマイカーに相乗りさせてもらう」場合の精算には、強烈な不公平のトラップが潜んでいます。
「高速代とガス代出しとくから!」という同乗者の勘違い
自分の車を出し、雪山までの数百キロを運転してくれた友人(Aさん)に対し、同乗したBさんやCさんは帰り道にこう言います。
「Aくん長距離運転ありがとうー! 今日の高速代とガソリン代のレシート、全部足して3人で割ろう。Aくんの分も俺たちが払うよ!」
同乗者たちは「自分たちがガソリン代を多く払ったから、これでフェアだ(おごってあげた)」と思い込んでいます。しかし、車を出したAさんの内心は怒りやモヤモヤで煮えくり返っています。
なぜなら、雪山へのドライブには、ガソリンと高速代以外に「目に見えない巨大なコスト」がかかっているからです。
- スタッドレスタイヤ代: この日のために履き替えた、あるいは購入した雪道用タイヤの摩耗コスト。
- 下回りのサビと洗車代: 高速道路に撒かれた融雪剤(塩化カルシウム)は車の金属を強烈にサビさせます。帰宅後の「下回り高圧洗浄」は必須です。
- 生命にかかわる運転リスク: スリップ事故の危険がある雪山の下り坂を、全員の命を預かって運転した精神的・肉体的疲労。
これらを無視して表面上のガソリン代だけを割り勘にするのは、車を出してくれた人からの「搾取」に他なりません。Aさんは二度とこのメンバーで車を出さないでしょう。
「車両経費(メンテ・手当)」を堂々と計上する
車を出す人が損をしないためには、事前に「ガソリン代等の実費とは別に、車両提供代(洗車代・タイヤ摩耗代・運転手当)として一律〇〇円を計上する」というルールを明確にしておくべきです。
たとえば「車出し代:5,000円」と設定し、それを「同乗者」で割り勘(あるいは全員で割り勘)にします。
FAMI-KANで「車メンテ代」を組み込んだ美しい精算
しかし、スキー旅行は「車組」だけでなく、「現地集合した新幹線組」も合流し、そこで一緒に宿代や食事代が発生します。
『Aさんの車のメンテ代と同乗者のガソリン代』と『全員の宿代』をエクセルで矛盾なく足し引きするのは、幹事をパニックに陥れます。
ここで無料の精算アプリ「FAMI-KANふぁみかん ファミカン」を起動します。
FAMI-KANには「対象メンバーを支払項目ごとに個別に選択する(チェックを入れる・外す)」機能があります。
- 宿代や食事代: 支払い項目に入力し、「新幹線組」を含めた『全員』にチェックを入れる。
- ガソリン代・高速代: 支払い項目に入力し、新幹線組のチェックを外し『同乗者』のみに負担させる。
- 車出し手当(5000円分): 新たな支払い項目として「車両メンテ・運転手当」を5000円で作成し、立て替えた人(受取人)をAさんにした上で、負担者を『同乗者(Aさん以外)』にチェックする。
この3つをFAMI-KANに入力して「計算」を押すだけで、システムがお金の流れを一本化し、「新幹線組は宿代のみを幹事へ。同乗者は宿代に加えて、ガソリン代と手当代を含んだ見事などんぶり勘定を『相殺』した上で、最終的に誰が誰に何円送金すればピッタリ終わるか」という魔法のような精算ルートを弾き出します。
車出しの苦労を「気持ち」ではなく「数字のシステム」で報いることで、仲間内のレジャーは一生続く最高の体験になります。